舞妓Haaaan!!! [映画(邦画)]
阿部サダヲ氏の初主演映画です。
阿部サダヲ氏の大げさな演技が、いやみではなく大いに笑えます。
今を時めく宮藤官九郎氏が脚本を担当しています。
舞妓はんと、野球拳をすることを夢見る青年の物語です。
その他に、柴崎コウ、堤真一などが共演しています。
植木等さんの最後の作品となったようです。
注目は、舞妓の駒子役を好演した小出早織さんです。
京都出身の若手で、これから、いろいろなドラマに出てくる
のではないでしょうか?
題名の舞妓Haaaan!!!は、aが4個、!が3個が゛正しいようです。
書くのが大変でした。
しゃべれども しゃべれども [映画(邦画)]
「しゃべれどもしゃべれども」は、「一瞬の風邪になれ」で本屋大賞を
受賞した、佐藤多佳子さんの小説をもとにした映画です。
主人公の落語家役は、TOKIOの国分太一、落語教室の生徒役に、
今「だいすき!!」の主演で活躍している香里奈、関西弁の少年役に
森永悠希、そして元野球選手役の松重豊のが出ています。
国分太一は、この映画で、毎日映画コンクールで主演男優賞を
獲得しました。
また松重豊は、朝の連続TV小説「ちりとてちん」にも出ています。
「ちりとてちん」は、関西なので、上方落語ですが、この「しゃべれ
どもしゃべれども」は、東京なので、関東(江戸)落語です。
この2つの違いは、良くわかりませんが、古典で有名な「まんじゅう
こわい」は、この2つにともに出てきます。
同じ噺でも、細かい設定が微妙に違うようです。
最近は、落語が注目されているようですね。
東京タワー [映画(邦画)]
おととい、日本アカデミー賞の授賞式が行われ、東京タワーが見事
作品賞、監督賞等を獲得しました。
オカン役の樹木希林が、主演女優賞、オトン役の小林薫は助演男優賞を
獲得と圧倒的1番人気となりました。
主人公の息子は、オダギリー・ジョーその彼女役は、松たかこです。
キネマ旬報でNO.1であった「それでもボクはやってない」、ブルーリボン賞
の「キサラギ」の方が、有力視されていたと思います。
この映画は、リリー・フランキーのベストセラー小説で、映画化される前から
メジャーでしたが、映画の他、TVドラマや舞台でも演じられています。
テーマは、母と子の親子愛ですが、全編に母を思うやさしさが
現れているのが、ここまで大ヒットし、多くの人の共感を呼んだ
理由だと思います。 樹木希林の時々見せるひょうきんな踊りなどを
含めて、今回の主演女優賞は、誰が見ても、納得だと思います。
眉山(びざん) [映画(邦画)]
2日連続で、さだまさしの作品となります。 彼が作成した小説を
映画化したものです。ただし、さだまさしの歌は出てきません。
眉山(びざん)は、映画の舞台となった徳島市にある山です。
眉の形に見えるので、この名前になったようです。
親子役に、松島菜々子と宮本信子が共演しています。
この映画が好評だったため、今度TVドラマや舞台でも
演じられるようです。
クライマックスシーンの阿波踊りのシーンは、迫力があります。
本場の阿波踊りを見る機会は、なかなかありませんが、
家の近くの杉並区高円寺でも、毎年夏に阿波踊りが開催
されているので、今度一度見に行こうかなと思います。
JRの発車のチャイムも、その時期だけ阿波踊りになります。
その他に、埼玉の南越谷、神奈川の大和市などでも、阿波
踊りが町おこしの一環として、開催されているようです。
それでもボクはやってない [映画(邦画)]
「それでもボクはやってない」は、周防正行監督の映画です。
これまでも、「シコふんじゃった」「Shall We ダンス?」とおもしろい作品を
提供してきた周防監督が、裁判ドラマに挑戦しています。
満員電車での痴漢の犯人と間違えられた主人公を加瀬亮が演じています。
これまでも、痴漢の犯人と間違えられて冤罪となった者は、実際結構いる
のかも知れませんが、痴漢をやっていないということを立証するのは、実際は
困難を極めます。
周防監督は、この映画で日本の裁判の問題点を描こうとしています。
犯人でないということを立証する証拠を見つけなければ、裁判官の印象を覆すことは、難しいということですね。
電車にビデオカメラでもつければ別として、満員電車の人ごみの中、真犯人を見つけるのは至難の業です。
また、この映画では、TVドラマ「あしたの喜多善男」で初主演を果たした名脇役で名高い小日向文世が、
厳しい裁判長役で良い味を出しています。
この映画を見ていると、世の男性は満員電車に乗るのが、非常に怖くなりますね。
今年の注目の映画 (邦画編) [映画(邦画)]
今年注目の映画の邦画編です。 ここ数年は、邦画が好調で、
トータルの収入では、邦画が洋画を上回ったようです。
今年は、4年ぶりに宮崎駿監督の映画が公開されるなど、邦画にも
期待の映画が目白押しのようです。
その前に、昨年のベスト5を見ますと、
①HERO ②劇場版ポケットモンスター ③西遊記
③ALWAYS続・三丁目の夕日 ⑤武士の一分でした。
また9位に「アンフェア・THE MOVIE」が入っており、
TVドラマの映画版が多く入っています。
この傾向は、今年も続きそうです。 今年第一のトレンドは、
TVドラマの映画版です。 松本潤&井上真央コンビの
「花より男子~ファイナル~」、山下智久の「クロサギ」
堂本光一の「スシ王子」などです。
ここで、私の注目は、「相棒~劇場版」です。水谷豊、寺脇康文の
名コンビの玄人ウケするドラマです。映画版が非常に楽しみです。
第2のトレンドは、ヒット小説の映画化です。
ここ数年も、「電車男」「東京タワー」などヒットしていますが、
劇団ひとりの小説「陰日向に咲く」が「SP」で大きく株を上げた
岡田准一主演で映画化されます。 またミステリー小説では、
海堂尊の「チームバチスタの栄光」は、阿部寛と竹内結子の
共演です。東野圭吾の直木賞作品「容疑者Xの献身」は、秋に
映画化の予定です。
また、日本のアニメがハリウッドで実写版として蘇るケースが
増えています。マッハGOGOGOを実写化した「スピードレーサー」
と「ドラゴンボール」が夏に公開される予定です。
また、来年には、「ガッチャマン」と「鉄腕アトム」も公開予定だそうです。
どういう風になるのか楽しみですね。
最後に、今年のベスト3と予想されるのが、まず宮崎駿の「崖の上の
ポニョ」です。金魚姫と少年の物語です。
次は、三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」です。佐藤浩市、深津絵里、
妻夫木聡らが、ギャングの抗争劇をコミカルに描きます。
この2つは、夏ごろに公開の予定となっています。
3つ目は、デスノートのスピンオフ映画である「L Change The World」
です。デスノートで夜神月の宿敵Lを演じた松山ケンイチがLの最期の23
日間を演じます。松山ケンイチの演技力を非常に高く評価されており、
2月9日の公開が待ち遠しいですね。
アルゼンチンババア [映画(邦画)]
「アルゼンチンババア」は、吉本ばなな原作の小説を映画化したものです。
最愛の母を亡くした少女(堀北真希)とその父(役所広司)と「アルゼンチンババア」
と呼ばれるアルゼンチン出身の女性(鈴木京香)の3人の不思議な出会いの物語
です。 鈴木京香が、不思議な女性の役を好演しています。
映画では、アルゼンチンにまつわるものとして、アルゼンチンタンゴ、ハチミツ、
マテ茶が出てきます。
マテ茶は、ビタミン・ミネラルが豊富で現地では栄養補給のために飲まれている
ようです。一度どんなものか飲んでみたいと思います。
私は、この原作本は、読んでいないので、原作にどれくらい忠実に作られているか
はわかりませんが、映画を見たあとすがすがしく暖かい気持ちになるハートフルな
ストーリーです。
UDON [映画(邦画)]
UDONを見ました。 「踊る大捜査線」の本広克行監督の作品です。
今ブレイク中のドラマ「SP」も彼の作品です。
彼の大好物である文字どおり、「うどん」をテーマにしています。
ユースケ・サンタマリアと小西真奈美が、主演です。
監督の地元香川県を舞台に、おいしそうな「うどん屋」がたくさん出てきます。
実は、2年前に四国を車でまわる旅行をしました。
愛媛→高知→香川→徳島の順でまわりましたが、
そのときに、「山田家」の看板があったので、その看板に付いて行って牟礼町
(昨年高松市に統合された)にあるうどんの老舗「山田家」に行ってみました。
ぶっかけは、予想を超えて、おいしかったです。
店のHPを見たら、今年は、UDONの影響もあってか、この店は、GWや
夏休みは、大行列ができたようです。
東京は、ラーメン屋、そば屋の方が多いですが、最近コシのある讃岐うどん
の店が増えました。 四国をまわると、うどん屋が多いのには、びっくりします。
この映画を見ていると、いろいろな種類のうどんが出てきた、みな
おいしそうで、ついうどん屋を探して、食べてみたくなる、そういう楽しい
映画、本広ワールド全開の作品です。
バブルへGO [映画(邦画)]
バブルはGOという映画を借りてみました。
娯楽映画として見れば、かなり楽しめます。
広末涼子が、母を探しに、タイムマシーンでバブルの時代1990年に戻ります。
タイムマシーンというと、「バックトゥ・ザ・フューチャー」を思い出します。
タイムマシーンは、車(デロリアン)でしたが、この映画では、ドラム式の洗濯機です。
ストーリーのできは、、「バックトゥ・ザ・フューチャー」があまりにも良くできていたの
で、それと比較すると見劣りしますが、それでもなかなかおもしろいと思います。
17年前も、現代と同じ人物がでてくるところは、、、「バックトゥ・ザ・フューチャー」
をかなり参考にして、話を考えているなと思いました。
財務省(当時は大蔵省)の官僚役の阿部寛(最近婚約しましたね。)の好演が光り
ます。 ALWAYSにも出演していますがが、薬師丸ひろ子の母親役が板につくよう
になってきたところに、時代を感じます。
ジュリアナ東京が出てきて、ボーイズタウンギャングの「君の瞳に恋してる」が、
効果的に流れてきます。 非常に懐かしい曲ですね。
17年前は、私も社会人になったばかりで、新人類とか呼ばれていましたが、
17年もたつと、時代はめまぐるしく変わりました。携帯電話はまだありませんでした。
当時は、都市銀行が13行あり、友人も都銀に就職したものが多く、それが4
行に集約されるとは誰も思ってもいませんでした。
今から17年後、日本はどうなっているのでしょうか。
また、想像できないくらい、変わっていることでしょう。
欧州各国のように、消費税率が20%台になるのでしょうか、気になりますね。
タイヨウのうた [映画(邦画)]
きょうは、タイヨウのうたです。
昨年に公開され、大ヒットしました。
映画版は、歌手のYUI(雨音薫 あまねかおる役)さんが主演しています。
TV版では、沢尻エリカが主演でした。
この物語は、XP(色素性乾皮症)という病にかかった少女の淡い初恋物語です。
相手役のサーファーは、塚本高史です。
この映画でこのXPという病気を知りました。
XPは、紫外線のうちの一定の波長の線が、体にいろいろな障害を
もたらす難病で、そのため昼間は外に出られなくて、夜に活動しています。
映画の薫は、歌が大好きで、毎日ギターの弾き語りをしています。
YUIは、ストリートライブから、有名になってきたので、その点では、
この映画は、マッチしています。
この映画のみどころは、何といってもYUIの美しい済んだ歌声です。
主題歌のGoodbye‐daysは、大ヒットし、特に携帯のダウンロードが
多く、若者には、絶大の人気であったようです。
彼女は、その後オリコンNO.1ヒットを連発し、今もっとも輝いている歌手
の一人といえるでしょう。