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スクイズ [高校野球]

 甲子園の高校野球を見ていると、以前に比べると減りましたが、

 まだまだ、バントを多用する傾向にあります。

  犠牲バントの場合は、バントを失敗してもランナーが1塁に残るケースが多い

 のですが、スクイズは失敗すると3塁ランナーがアウトになるので、非常にリスクが

 高いです。

  決勝戦でのスクイズは近年成功した例がほとんどありません。

  今大会k三重-大阪桐蔭では、三重高校が7回裏にスクイズを失敗して、流れが

 変わってしまい次の回に逆転されてしまいました。

  印象に残っているのは、第88回大会の駒大苫小牧-早稲田実の対戦で、11回表に

 スクイズ失敗で3塁ランナーがアウトになった後で、ヒットが出たが結局1点が入らずに、

 翌日再試合で負けてしまいました。

   決勝戦で、決勝スクイズが決まったのは、55回の広島商-静岡の広島商の9回

 サヨナラスクイズや、61回箕島-池田の箕島の8回裏の外した球を飛びついたスクイズ

 くらいです。

   その箕島も、その2年後の53回選抜で事実上の決勝戦といわれた箕島-PL学園

  で、9回裏1死2、3塁でスクイズが外されて敗退し、その後箕島は甲子園で優勝から

 遠ざかっています。

  そういうわけで、スクイズは失敗すると流れが相手のほうへ行ってしまう可能性も高い

 ので、作新学院時代の江川のようなバットに当てるのが精いっぱいのような例外のケース

 は除いて、普通に打たせて、ヒットや犠牲フライを狙ったほうが、成功確率は高くて、失敗

 した時のダメージも少ないと思います。

  近年は、静岡の常葉菊川のように、ほとんどバントをしないチームも少しずつ増えてきて、

 大量点につながる確率は格段に上がります。

  高校野球も、バントのスクイズのリストというものをもう少し考えたほうが良いのではないか

 と思いました。

  渋谷区代々木、梶田税理士・司法書士・社会保険労務士事務所です!

 

 
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