９５回大会の総括

　きょうは、第９５回甲子園大会について、総括したいと思います。

　　今回は、例年のように、猛打で勝ち進むチームが少なく、前橋育英

　をはじめ、投手を中心に守り抜くチームが多かったというのが、率直な

　感想です。

　　ベスト４に勝ち進んだチームのチーム打率がいずれも、２割台だったという

　　のは、近年なかったのではと思います。

　　打力があり、有力視されていた浦和学院・仙台育英といったチームが、

　　序盤に敗退してしまったことも影響があると思います。

　　その中では、鳴門が各試合とも良く打っていたのが印象に残っています。

　　　次に、目についたのは、２年生に好素材の先週が多かったということです。

　　今回は、桐光学園の松井投手が予選で敗退したため、投手では今年の

　　ドラフト上位確実という選手は、残念ながら少なかったと思います。

　　　有田工の古川投手は、速球に力があり、これから鍛えれば面白い存在に

　　なると思います。

　　　来年のドラフト候補を見ると、済美の安楽投手の速球は、センバツから注目

　　されていましたが、前橋育英の高橋光成投手が、安定感では群を抜いており、

　　このまま育っていけば、阪神の藤波投手のように、即戦力として使えると思い

　　ます。

　　　打者では、横浜の浅間、高濱の２選手は、素晴らしい素質をもっており、

　　来年の横浜は、投手力がそろえば、強力だなと思います！

　　　その他、青森の聖愛高校は、初出場でしたが、２年生に良い選手が多く、

　　来年は更なる活躍が期待できると思います。

　　　最後に、猛暑対策ですが、浦和学院の小島投手、常総学院の飯田投手

　　など、後半に疲労がたまり、足がつってしまう選手が続出しました。

　　　これから、甲子園も毎年猛暑の日々が続くことが予想されます。

　　　選手のみでなく、観客や審判団にも、熱中症の方が続出する危険性が

　　あります。

　　　日程を変更するにも限界があるので、甲子園のドーム化など、抜本的な対策

　　を考慮する時期に来ていると考えます。

　　　先程申し上げましたが、来年は好素材の選手が多いので、よりハイレベルな

　　戦いが繰り広げられることを、高校野球ファンの一人として期待しております！

　　　渋谷区代々木、梶田税理士・司法書士・社会保険労務士事務所です！　　

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