ナベＱ監督

　西武ライオンズの渡辺久信監督が、就任１年目で、

　パリーグ１位、クライマックスシリーズ優勝、日本

　シリーズ優勝、アジアシリーズ優勝で４冠の快挙を

　達成しました。

　　西武は、昨年のメンバーから、カブレラ、和田が抜けて、

　厳しい戦いになると予想されていましたが、おかわり君

　中村をはじめ、若手をうまく育て上げ、日本シリーズでも

　宿敵巨人を４勝３敗で破り、きのうのアジアシリーズでも

　９回サヨナラ勝ちで、台湾の統一ライオンズを下しました。

　　渡辺監督は、前橋工業高校時代は１年の夏に甲子園に

　でましたが、準優勝した京都商業に延長サヨナラ負けし、

　その後は期待されながらも、甲子園に出場することができ

　ませんでした。

　　プロ野球入りしてからは、速球投手として３度の最多勝や

　ノーヒットノーランを記録しましたが、３０代になってからは、

　速球の衰えから、思うような活躍ができず、台湾で３年間
　
　プレーしたこともありました。

　　今回、決勝で台湾のチームち対決したのも何かの因縁

　でしょうか？

　　　いずれにしても、今回初めての就任で、これだけの成績

　　を残したのは、渡辺監督の手腕が評価されていますが、

　特に台湾での３年間の選手兼コーチをした経験が大きいと

　思います。

　　岸、涌井と素晴らしい投手がいますので、これからまた、

　広岡・森監督以来の黄金時代の再来が期待できると思い

　ます！
　
　　　ちなみに、渡辺という投手が、久信氏と智男氏と２名

　いたので、久信の久から「ナベＱ」と呼ばれていたそうです。

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