バンテージ・ポイント

　アメリカ映画「バンテージ・ポイント」です。

　バンテージ・ポイントとは、優位な視点、見地そういった意味
　
　だと思います。

　　主演は、「デイ・アフター・トゥモロー」のデニス・クエイドです。

　この映画は、米大統領がスペインにて狙撃されるという事件

　を題材にしたサスペンス・ドラマです。

　事件当時の出来事について、８人の異なった視点から、事件

　を描き出し、少しずつ事件の全容が明らかになるというもの
　
　で、なかなか面白い考え方だなと思いました。

　　調べてみると、１９５０年の黒澤明監督の「羅生門」に同じ

　ような手法が用いられているそうです。

　　さすが、黒澤監督ですね。一度、この映画も見てみたい

　です。
　
　　デニス・クエイドの部下に、ＬＯＳＴのジャック役で注目の

　マシュー・フォックスが出て、この映画でもキー・ポイントの役

　になっています。

　　また、「ラスト・キング・オブ・スコットランド」で恐怖の独裁者

　役で、２００７年のアカデミー主演男優賞を獲得したフォレスト・

　ウィテカーが、今回は温厚な青年の役で好演しています。

　　終わった後は、けっこうすっきりとした気分になれる映画

　だと思います！

　

　　

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