夏の甲子園 優勝予想

　明日、８月２日から第９０回全国高校野球選手権大会（夏の甲子園

　大会）が開催されます。

　　今大会の優勝候補予想は、非常に難しいです。

　５５校のうち、３０校くらいには、実力で優勝するチャンスがあるといえ

　ます。

　昨年の場合、帝京（佐賀北に準々決勝で負けました）のように、投打

　ともに非常に強力なチームがありましたが、今年はそういう図抜けた

　力を持ったチームが見当たりません。

　　センバツベスト４のうち、昨年は３校が出場しましたが、今年は

　千葉経大付（西千葉）の１校のみです。

　　その中で、最も注目しているのは、春に関東大会で優勝した木更津総合

　（東千葉）です。　左右２人の好投手を擁し、打線もつながりがあります。

　今年は、千葉経大付も含め、千葉県の２校は、レベルが高いと考えてい

　ます。　

　　その他では、最近続けて上位に進出の常葉菊川（静岡）、大会ＮＯ．１

　伊波投手の浦添商（沖縄）、記念大会に強い横浜（南神奈川）などが、

　上位候補です。個人的には、予選で、駒大苫小牧にコールド勝ちした

　北海（南北海道）に、期待しています。好投手鍵谷を擁し、打線も

　強力です。　ここらあたりを優勝候補と考えています。

　　その他では、初戦で常葉菊川－福知山成美（京都）という屈指

　の好カードがあります。

　大阪桐蔭（北大阪）、報徳学園（東兵庫）、智弁和歌山（和歌山）

　近江（滋賀）など近畿勢は、みな力があります。

　　特に、春の近畿大会を制した福知山成美は、打線が強力で、

　常葉菊川に打ち勝つと、波に乗って怖いです。

　　また、昨年準優勝の広陵（広島）も力があります。

　投手力では、宮崎商（宮崎）、菰野（三重）が怖いです。

　　また、本年は１回戦での好カードが目立ちます。

　済美（愛媛）－智弁和歌山、広陵－高知、

　横浜－浦和学院（南埼玉）など、どちらが勝つかで、

　大会の行方も変わってきます。

　　ダークホースとしては、本庄一（北埼玉）、加古川北

　（西兵庫）は、初出場で未知数ですが、レベルの高い激戦区

　　を勝ち抜いてきただけに、波にのると怖いです。

　２０年前の第７０回記念大会ベスト４の浦和市立、昨年の

　佐賀北のように旋風を起こすと大会も盛り上がります。

　　組み合わせから見て、もっとも良い位置にあるのは、

　４期連続出場の聖光学院（福島）です。

　　最後に、組み合わせからベスト８を予想すると、

　聖光学院、常葉菊川、木更津総合、近江、浦添商、

　青森山田、北海、横浜の８校です。

　　さて、どれくらい当たるでしょうか？楽しみです。


　　

　

　　

　
　

　　

　　
　　

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