SSブログ

ガール・ライク・ユー   [80年代の名曲(洋楽)]

 きょうは、フォリナーの名曲、ガール・ライク・ユーです。 原題は、
 「Waiting for a girl like you」 です。
  ちょうど、この頃、産業ロックと呼ばれるジャンルで、フォリナー、ジャーニー
 といったロックバンドが大ヒットを連発していました。
  フォリナーは、「4」という4枚目で、もっとも売れたアルバムを1981年に
 出しました。
  1曲目は、「アージェント」という、かっこいいロックナンバーで、
 「ガール・ライク・ユー」は2曲目にシングルカットされた、美しいバラードナンバー
 です。
  オフコースを彷彿させるような、シンセイザーを駆使したちょっと寂しげなメロディー
 とボーカルのルー・グラムのハイトーンボイスが、マッチしています。
  今から26年前1981年のちょうど今頃から82年初頭に大ヒットしました。
  冬に聞きたくなる美しいナンバーです。
  
  ただ、この曲は悲運を絵に書いたよう曲で、ちょうどまったく同じ頃にオリビア・
 ニュートンジョンの「フィジカル」がメガヒットに阻まれ、ビルボードで、10週連続
 2位という記録を打ち立てました。
  ただし、アルバム「4」は10週連続1位をとりました。
  1980年代で、10週以上1位をとった曲は、フィジカルだけなので、
 もうリリースするタイミングが悪かったとしかいいようがありません。
  曲調も、フィジカルはアップテンポで派手なイメージの曲で完全に対照的だった
 ことを、今でも覚えています。

  この曲の歌詞は、「私は、君のような女性をずっと待ち続けていたんだ。」という
 ような趣旨で、これも何か皮肉のような感じがします。

 ちょうど、同じ頃の82年に、ジャーニーは、名曲「オープン・アームズ」で6週連続
 2位でした。結局その後も、ジャーニはシングルで1位を獲得できませんでしたが、
 フォリナーは、85年にまたバラードの「アイ・ウォナ・ノウ」で念願の1位をとりました。

  このときのライバルは、フィリップ・ベイリーの「イージー・ラバー」でした。
  これは、快活な曲調のポップなナンバーで、正反対な曲でしたが、ついに
  念願を果たしました。 
   
   ガール・ライク・ユーは、巣晴らしかったですが、「アージェント」は、フォリナーらしい
  当時としては、斬新な感覚のするロックナンバーで、これも気に入っています。

  
  
 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。