王監督の引退

　　昨日、ソフトバンクホークスの最終試合がありました。

　王監督の最後の試合は、延長１２回サヨナラ負けで、

　有終の美を飾れず、また最下位で終わったのは、非常に
　
　残念です。
　
　　今年は、その他清原・桑田のＫＫコンビが引退し、日本の

　プロ野球も、転換期が来ているなというのが、実感です。

　　松坂、松井、イチローといった超一流選手は、みなメジャー

　に行き、日本の野球界は、抜本的な対策を打たないと米国

　リーグの２軍のような感じになってしまいます。

　ところで、王選手といえば、現役時代は、巨人軍でＶ９を達成

　し、その後も活躍し、８６８本ものホームランを打ちました。

　私の小学生の頃は、もちろんアンチ巨人の人もいたでしょうが、

　誰もが、王選手のホームランに憧れて、毎日家の外で野球を

　していたものです。

　　巨人のＶ９時代の選手を見ると、選手だけでなく、指導者と

　しても活躍していることがわかります。

　堀内、森、王、土井、長島、高田と６人の監督を出しています。

　また、ショートの黒江選手なども、西武の名参謀として、黄金

　時代の影の立役者です。

　　高田氏は、現ヤクルト監督、黒江氏は、現西武のヘッドコーチ

　です。

　また、Ｖ９後に、王選手の影でいつも代打出場になっていた

　山本功児選手は、その後ロッテで４番をうち、監督も経験し

　ました。　

　　これを見ると、「名選手は必ずしも名監督ならず」といわれて

　いますが、やはりＶ９の時は、それだけ他球団と比べて、レベル

　の高い野球をしていたので、指導者としても、卓越しているという

　見方ができるような気がしています。

　王監督は、指導者としても最高だったと思っています！

　　また、高田氏のヤクルトは、今年は下位に低迷していますが、若手

　をうまく育てて来ているので、あと２～３年後は上位進出が期待できるので

　はないかと思っています。

　　Ｖ９の時は、私は小学校１年生で、記憶も薄いのですが、やはり

　すごかったんだなと今になってつくづく感じています。

　　王監督は、日本のプロ野球の一番の立役者であり、又もっとも

　「優勝が似合う男」だと誰もが認めていると思うので、体力的な不安

　はあるかもしれませんが、是非来年春のＷＢＣの優勝を花道にして

　いただきたいなと熱望しています！

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